洛中庵 | 日記 | 犬のブドウ中毒

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洛中庵 の日記

犬のブドウ中毒

2016.10.24


今年は昨日(10月23日)から二十四節気の霜降となりました。

秋も深まり、山間部や北国では朝露が霜に変わる頃。
暦の通り朝晩の冷えが強まってきました。昼間との温度差も大きく体調を崩しやすい時期です。ご用心下さい。


さて、昨日お会いしたAさんはベテランの獣医さん。
犬や猫等、ペットの病気について、いろいろなお話を聞かせて頂きました。

大変勉強になりました。

犬の病気といえば、先月の新聞に犬のブドウによる食中毒の記事がでていました。

Aさんにお聞きすると、Aさんも何度か遭遇した事があるとの事でした。
犬を飼っておられる方は十分にご注意下さい。


以下は、その記事。

■【ペットと暮らす 獣医師からのアドバイス(3)】秋の味覚、犬にブドウを与えないで(2016/09/16 09:48)
 暑かった夏も終わり、過ごしやすい季節になってきましたね。秋といえば、やはり「食欲」。気温が下がり過ごしやすくなることで、夏バテ気味だった体調も良くなり、ペットの食欲もわいてきます。実りの秋、というように、おいしい食べ物が出回る時期なので、人もつい食べ過ぎてしまいますね。
 ただ、秋の味覚の中で、ペットに与えると危険なものがあります。それは「ブドウ」です。人はブドウをたくさん食べても何も害はありませんが、犬の場合には、死に至る中毒を起こすケースが報告されています。
 犬の中毒としては、ネギ中毒が有名ですが、ブドウ中毒はあまり知られていません。知らずにブドウを与えている飼い主もいるようです。
 ブドウ中毒の症状は、食後72時間以内に吐き気や下痢があり、食欲不振、腹痛、脱水などの症状も起こります。数日後には、腎不全となって長期間の治療が必要になったり、死んでしまったりする場合もあります。
 中毒の原因物質は分かっていません。生のブドウのほか、干しブドウも危険です。致死量は、生のブドウは体重1キロ当たり30グラム以上、干しブドウは同10~30グラムといわれています。
 私も、ブドウを一房食べて腎不全を起こした体重10キロのシェルティーを診察したことがあります。重度の腎不全になってしまうと治療が難しく、残念ながら死んでしまいました。
 いくらおねだりされても、犬にブドウは絶対に与えないでください。このことは、犬を飼っている方に広めていただきたいと思います。(チームホープ まえたに動物病院院長 前谷茂樹)


以上、産経新聞電子版より












《 あなたが あなたらしく 輝くように! 》














〈杉浦次郎〉


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