洛中庵 の日記
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がんは自分で治す病気です
2016.12.06
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「がんは自分で治す病気です」
私が、がん治療に携わるようになってから一貫して言い続けている事です。
ほとんどのがんは生活習慣病です。そして、全身性の慢性疾患です。手術や抗がん剤・放射線療法では根本的な解決にならないことは自明の事だと思います。
三大療法でたとえ目に見えるがんを消す事が出来たとしても、目にみえない細胞レベルのがんを全て消し去る事は出来ないはずです。
「徹底的にがんをた叩く」と、いうような表現を現在のがん医療の現場ではよく聞きます。
まったく賛成出来ません。
それでは、徹底的にがん細胞を叩くと同時に健康な細胞にまで深刻なダメージを与えてしまいます。
身体中に存在するがん細胞を最終的に、抑えこみ、消し去ってくれるのは、本人自身の免疫力・自然治癒力しかないはずです。治療により、がん克服のために最も大切な自然治癒力を削いでしまっては本末転倒です。
がん治療の主役はあくまでもがんを患っている本人自身だと考えます。
医師は、がんを患っている人の自然治癒力を極力落とさないように必要最低限の治療を行う。私のような自然療法家は、自然治癒力を上げるサポートとアドバイスを行う。それがあるべきがん治療の姿だと私は考えています。
繰り返します。がんを最終的に克服するのはあくまでもがんを患っている人本人の努力と工夫です。
食生活の改善。運動や休養、睡眠の工夫。活力のでる家庭生活や仕事の仕方。そして何より気持ちの持ち方が大切だと思います。
先日、小林麻央さんのオフィシャルブログ 「KOKORO.」を読みました。11/30のブログ-仕切り直し- にこんな事を書かれていました。
[余命数カ月と言われた状態から
20年生きている方が、
「自分にとって一番の医者は、
自分、になること」
と仰っていた。]
麻央さんも、麻央さん自身のがんを克服する最大のポイントは、自分自身だという事に気付かれたようです。
麻央さんのがん克服を心からお祈りしています。
《 あなたが あなたらしく 輝くように! 》
〈杉浦次郎〉