洛中庵 の日記
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高齢の方にしばしば見られます。
2015.08.11
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前々月に初めてご来院頂いたAさん(70代の男性)の来院目的は、「間欠性跛行」(ある程度の距離を歩くと、足・腰に痛みや、だるさ、しびれ、脱力が現れ歩けなくなり、少し休むと再び歩けるようになる症状)
の改善でした。
2年ほど前に整形外科で脊柱管狭窄症と診断され、以来整形外科と近所の接骨院で物理療法を続けてこられました。
症状の改善が芳しくないためお知り合いの紹介で洛中庵にお越しになりました。
お身体を拝見しますと、脊柱管狭窄症と足の動脈硬化症の併発が疑われました。一通りの説明と施術をしてから、血管外科か循環器内科を受診するようにお勧めしました。
後日、循環器内科を受診された結果、閉塞性動脈硬化症と診断されました。
現在、整形外科と循環器内科そして洛中庵で脊柱管狭窄症と閉塞性動脈硬化症の治療を同時進行で進めています。
今は、間欠性跛行の症状は劇的に改善し、かなりの距離を休憩無しで歩けるようになっておられます。
本当に良かったです。
脊柱管狭窄症と閉塞性動脈硬化症は、どちらも高齢者に多い病気です。
このため、高齢の方については両方を併発しているケースがしばしば見られます。(当然、それぞれ治療法が異なります)
注意が必要です。
脊柱管狭窄症、閉塞性動脈硬化症の治療にも積極的に取り組んでいます。
お悩みの方はご相談下さい。
《 あなたが あなたらしく 輝くように! 》
〈杉浦次郎〉