洛中庵 の日記
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『がんが自然に治る生き方』
2015.09.30
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早いもので今日で9月はおしまい。今年も残すところ3ヶ月となりました。
年々月日の過ぎるスピードが加速するように感じます。(歳をとってきたという事か…)
さて、先日、昨年に口腔がんを患われて、今は劇的に回復されているクライアントのAさんから、私の仕事に直接に関わる素晴らしい内容の本を教えて頂きました。(昨年の11月に発行された本ですが、迂闊にも見逃していました。)
早速に書店で購入し、文字通りむさぼるようにして読みました。がんの自然療法に取り組んでいる者として大変興味深い内容でした。
『がんが自然に治る生き方』(ケリー・ターナー著/長田美穂訳/プレジデント社)
同著はがんの劇的な寛解を記した1000件以上の医学論文の研究と、そのような寛解を遂げた100人に対するインタビュー調査を行い「質的研究」という社会科学の研究手法を使って、集合としての「がん生還者の特徴」(「逸脱した事例の特徴」)を浮かび上がらせています。
同意、共感する箇所が非常に多く、思わず、「そうそう!」と声を出してしまう事も度々でした。
「がんと診断されたことのあるすべての人に そして愛する人のがん治療を支える人に」(同著〈はじめに〉より)
まだ、お読みでない方は是非、ご一読下さい。
《 あなたが あなたらしく 輝くように!》
〈杉浦次郎〉
