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洛中庵 の日記

お粥の効能

2015.10.17

今日ご来院のAさんは市内の大学で教鞭をとっておられます。
今週は、ゼミの学生さんとのコンパや同僚の先生方との懇親会(飲み会?)が連日開催されたそうです。

お身体を拝見すると、案の定、胃腸・肝臓共に"バテバテ"の状態。

一通りの鍼灸治療で内臓の働きを整えました。治療後、「ずいぶん楽になった」とおっしゃって下さいました。良かったです。


今日の夕食はお粥にして内臓を休ませるとの事。
さすが、よく分かっておられます。(医療系の学部の先生です)



お粥といえば、昨年の日記(2014/09/16)でお粥の効能について書いています。

以下に一部を再掲いたします。



禅の言葉に『粥有十利(しゅうゆうじり)』
というものがあります。

曹洞宗の宗祖・道元禅師がお粥には十の功徳があると示されたものです。


①色 (体の色つやが良くなり)
②力 (気力を増し)
③寿 (長命となり)
④楽 (食べすぎとならず、体が安楽)
⑤詞清辨 (ことばが清くさわやかになり)
⑥宿食除 (前に食べた物が残らず胸焼けもせず)
⑦風除 (風邪もひかず)
⑧飢消 (消化よく栄養となって飢えを消し)
⑨渇消 (のどのかわきをとめ)
⑩大小便調適(便通もよい)



素晴らしい功徳(効能)です。


但し、道元禅師の生きた時代(鎌倉時代)のご飯は玄米でしたから、この場合の粥とは玄米粥(もしくは、雑穀粥)だと思われます。今のような白米のお粥ではないという事です。


大事なポイントだと思います。



体調維持が難しい季節の変わり目です。
玄米粥で、『粥有十利』を体験してみませんか。


※玄米粥はよく噛んで食べて下さい。









《 あなたが あなたらしく 輝くように! 》











〈杉浦次郎〉

お粥の効能

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