洛中庵 | 日記 | 不妊治療を途中で断念した方の相談

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洛中庵 の日記

不妊治療を途中で断念した方の相談

2015.10.28

デジタル版の新聞各紙にゆっくりと目を通していくのが毎朝の私の日課です。

中でも、各紙の人生相談のコーナーは自分が回答者だったらどのように回答をするだろうか…、などと考えながらいつもとても興味深く読んでいます。


先日(10月25日)の産経デジタルの人生相談は不妊治療を断念した方の相談でした。


相談者は40代の女性。旦那さんが不妊治療に消極的で、ご本人も年齢と精神的な面や経済的にも自信が持てず不妊治療を途中で断念されたとの事です。


不妊治療(私の場合は自然療法としての子宝治療)に携わっている者としていろいろな事を考えさせられる内容の相談でした。


回答者は僧侶兼アナウンサーの川村妙慶さん。
とても共感するところが多い内容でした。



以下は、その回答です。


【回答】
 ようこそお便りくださいました。縁があって結婚し、子供に恵まれたらという気持ちは素直な気持ちです。私も友人から「子供のいないあなたには子供のかわいさは分からないよ」と言われたとき、合掌しながら「なぜ悔しくも悲しい気持ちになるのか」と、自分の心に向き合いました。
 あなたはこれからの人生にむなしさを感じているからこそ「どうしたら?」と問うのでしょう。結婚したら子供ができるというのは世間での常識で、それに振り回されているだけなのですよ。結婚して子供を持つ人が全て満足な生活を送れているでしょうか。お釈迦様は「なければないで苦しみ、あればあるで苦しむ」とおっしゃっています。
 子供がいれば成長の過程や教育の悩みが出てきます。反抗に悩むかもしれません。いてもいなくても人間は苦しみを免れません。なぜなら「ないものを埋めることが幸せ」と思っているから。
 子供は作るものではなく「預かりもの」です。仏様から大切な命を預からせていただいているだけなのです。「私にはなぜないの?」と悲嘆するでしょう。しかし、大切な時間をいただいたのです。夫と向き合ったり、社会に奉仕したり、自分にできることをさせていただきませんか。 
 親鸞聖人は「一切の有情は、みなもって世々生々の父母兄弟なり」とおっしゃいました。この私は父母だけから生まれたわけではなく、父母を育ててくれた全ての人々にも目を向けようとおっしゃったのです。
 生けるものは全て生まれては死に、「命」のバトンを受けてきました。身内だけが大切な子供ではありません。全ての命は繋がっています。あなたは独りではなく、紙面を通じて読者さんが見守ってくれていますよ。子作りだけを目的とせず、夫婦生活も大切にしてください。妊娠の可能性は0%ではないのですから。
回答者・川村妙慶
 僧侶兼アナウンサー。50歳。ラジオのパーソナリティーとして活動するほか、ブログの法話を日替わりで更新している。新著に『泥の中から咲く 身と心をほぐす18の知恵』(NHK出版)。



転載は以上…………………………………………………
『子供は作るものではなく「預りもの」。』

『身内だけが大切な子供ではありません。全ての命は繋がっています。』

大いに共鳴しました。私も同じように考えています。
子供は大いなる存在(大自然・神仏)から授かり、お預りするものだと常々思っています。
ですから、子宝施術・治療の目的は、子供を作るお手伝いではなく、授かり易い状態にお身体を整える事だと考えています。

また、私自身には子供はいませんが、子供がいないだけに余計、「命の繋がり」について思いをいたさざるをえなかった様にも思います。子宝治療を通じて「命」のバトンの受け渡しに微力ながらも関わる事が出来るのは大変幸せだと思っています。


さて、回答の最後に書かれていますように40代でも妊娠の可能性はあります。

自然療法としての子宝治療はその方本来の生命力を高めて行きます。そういった意味で、妊娠する、しないは別にして定期的なお身体の手当てと考えて頂き気軽に施術を受けていただけたらと思っています。費用も一般的な鍼・灸、整体治療の代金とほとんど変わりません。













《 あなたが あなたらしく 輝くように! 》












〈杉浦次郎〉

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