洛中庵 の日記
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2型糖尿病は自力で克服出来ます
2015.11.17
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今日ご来院のAさん、ずいぶん久しぶりにお越しいただきました。
数年前に約一年間、糖尿病(2型糖尿病)の鍼・灸治療のために通院していただいていました。
治療と同時に私のアドバイスに従って生活習慣(食事・運動・睡眠)の改善にも真剣に取り組まれました。
その甲斐あって、一年ほどで医師から「"立派"な糖尿病」と宣告された糖尿病を完全に克服する事に成功されました。
今日は、「指圧整体」でお身体のメンテナンスのためのご来院。かっての肥満体の面影はまったくなく別人のような若々しいお身体でした。
本当に嬉しく思いました。
2型糖尿病は鍼・灸・指圧の適応疾患です。
さらに正確に言えば、生活習慣の劇的な改善と鍼・灸・指圧の組み合わせが大変有効な疾患です。
さらに、もっと本音を言えば、生活習慣の劇的な改善でほとんどの2型糖尿病は克服出来ると考えています。
手技療法はそのお手伝い程度かな…。
真剣に自力で糖尿病を克服したい方はご相談下さい。
さて、先日の11月14日は国連が認定した「世界糖尿病デー」でした。
現在、世界の糖尿病人口は4億人を超えたそうです。
日本は昨年の10位から一つ順位を上げて世界9位の720万人と発表されました。
不名誉な順位です…。
下は、その記事。
■世界の糖尿病、4億人超える
各国の糖尿病関連団体でつくる国際糖尿病連合(IDF、本部ブリュッセル)は15日までに、2015年の世界の糖尿病人口(20~79歳)が11人に1人に当たる約4億1500万人に上るとの推計を発表した。
先進国だけでなく発展途上国でも増加傾向にあり、40年には10人に1人に当たる6億4200万人に達する見込みだとしている。14日は国連が認定した世界糖尿病デーだった。
国別では1~3位が昨年と同じ中国(約1億960万人)、インド(約6920万人)、米国(約2930万人)。昨年10位だった日本は9位で約720万人だった。糖尿病に起因する疾患による死者は500万人で、6秒に1人が死亡している計算となる。
途上国では糖尿病患者が十分な治療を受けられておらず、特にアフリカでは患者の3分の2が、自分が糖尿病であることを知らないという。(ジュネーブ共同)
なんとかしたいものです。
《 あなたが あなたらしく 輝くように! 》
〈杉浦次郎〉