洛中庵 の日記
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家庭用電気マッサージ器による事故
2016.02.18
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国民生活センターは先月21日、家庭用電気マッサージ器によるけがなどの相談事例を公表しました。
相談件数は平成22年4月~昨年12月の約5年半に計253が寄せられ、さらに増える傾向があるとして注意を呼び掛けています。
けがをした人の6割が60歳以上で、女性が全体の7割を占めているとの事。
センターは、「骨が脆くなっていたり、腰痛や皮膚炎を患っていたりすると事故につながる時がある」としています。
機器別の内訳は、マッサージチェアが83件で最も多く、次いで足用マッサージ器の49件。ベッド型マッサージ器22件、首および肩掛け型マッサージ器19件となっています。
危害内容には、「神経・脊髄(せきずい)の損傷」や「骨折」などの重篤な事例も含まれています。
これらはあくまでも相談事例ですので、相談されずに終わっている事例も相当数あるものと思われます。
ある家電メーカーの家庭用マッサージチェアの研究、開発の現場で何度かアドバイスをした経験を持つ者として大変残念に思っています。
《 あなたが あなたらしく 輝くように! 》
〈杉浦次郎〉