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洛中庵 の日記

せき喘息

2016.03.27



花冷えの日が続いています。季節外れの寒さの中でもお向かいの六角堂境内に一本だけあるソメイヨシノの開花はゆっくりと着実に進んでいます。満開の頃の桜も良いですが、今頃の清楚さを感じさせる花の咲き方も大変趣があります。(写真)


さて、ここ数年、春になると、夜間や早朝にしつこいせきが続く"せき喘息"の症状を訴えるクライアントのご来院が必ず何名かあります。
先々週もお一人ご来院でした。その方、Aさんはせきが出始めて一月以上になるとの事でした。「病院で抗生剤やせき止めを処方してもらって飲んでいるが、あまり改善しない」とおっしゃいました。
せき喘息はこじらせてしまうと、喘息に移行してしまう場合もあるので早めにしっかりと治療しておく必要があります。Aさんには処方されませんでしたが、せき喘息に対する病院での治療は、吸入ステロイドでの治療が基本となっています。


私のせき喘息への対応は鍼治療と食事のアドバイスが中心です。せき喘息の方の食事のアドバイスは「小麦食品を食べない事」が柱となります。(醤油や味噌などの発酵食品は除く)


ほとんどの方に驚くほどの改善がみられます。


せき喘息は、風邪をひいた後や汚染された空気、気温の変化などがきっかけとなって発症するとされていますが、私は小麦食品を食べない事によって大幅に改善したり、症状が消えてしまうことが多い経験から、かなりの割合のせき喘息は、「グルテン不耐症」の一種ではないかと考えています。


Aさんについては、案の定昨日お電話があり、「先々週から小麦食品を完全に食べないようにしたら、毎晩あれほどしつこく出ていたせきが、一週間ほどでほとんど出なくなりました」と大変喜んでおられました。

本当に良かったです。

病院での治療と並行して、小麦食品無し(グルテンフリー)の食事を試してみる事は健康上何のリスクもありません。せき喘息でお悩みの方には一度小麦食品無し(グルテンフリー)の食事を試してみられる事をお勧めします。


鍼治療も勿論有効な治療法です。













《 あなたが あなたらしく 輝くように! 》













〈杉浦次郎〉

せき喘息

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