洛中庵 の日記
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生命への畏敬
2016.05.26
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小満 次候〈紅花栄う〉
梅雨は目の前。「走り梅雨」の時候。昨日から梅雨のような蒸し暑さが続いていましたが、今日は夜になってとうとう雨が降りだしました。
写真の赤い花は紅花ではなく、「ブラッシの木」(フトモモ科)。オーストラリア原産の植物との事。先日の日曜に松尾大社の参道脇で見かけました。
さて、今日の午前、伊勢志摩サミットの参加国首脳が伊勢神宮の内宮を訪れてそれぞれ自由な形で拝礼されたそうですね。
本当に素晴らしい出来事だと思います。
私は治療家として「生命への畏敬」(アルベルト・シュヴァイツァー)を座右の銘としています。
そして私は神宮の杜を訪れる度にこの言葉を思い起こします。
今朝、神宮の杜を訪れられた各国の首脳にも、大自然に感謝を捧げつつ、いつまでも大自然と共に生きようとする日本文化の根底を感得していただけたのではないかと思っています。
すべての生命を大切にする世界を実現する政治を期待しています。
《 あなたが あなたらしく 輝くように! 》
〈杉浦次郎〉
