洛中庵 の日記
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足の火照り感
2017.01.25
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大寒 次候 〈水沢あつく堅し〉
流れる川の水が凍るほど寒いという意味を持つ時候。
暦通り、今日も終日真冬の寒さでした。
今の時季は、ご来院の皆さんのほとんどに手足に強い冷えが現れます。自然、鍼治療に灸を加える頻度が多くなるのですが、中には足が火照っておられる方もおられます。
先日ご来院のAさんもそんなお一人でした。
真冬でも、夜寝る時には、布団から足を出していないと寝られないくらい足の火照り感が強いという事でした。
このような状態を、東洋医学では五心煩熱と呼び、腎気の虚損などが原因でおこると考えます。
鍼治療が比較的良く効く症状です。
Aさんの場合は三度の治療で足の火照り感がほとんど無くなりました。
良かったです。
よく「冷えは万病の元」と言われますが、足の火照り感も放っておくと身体機能のバランスを崩し、様々な病気の原因となる場合があります。
足の火照り感でお悩みの方はご相談下さい。
《 あなたが あなたらしく 輝くように! 》
〈杉浦次郎〉
