洛中庵 | 日記 | 大腸がんや乳がんの発症・再発の予防

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洛中庵 の日記

大腸がんや乳がんの発症・再発の予防

2012.03.23

昨夜(3月22日)、新聞各社の電子版のニュースを読んでいましたら次の記事に目が止まりました。



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■5大がん、患者の半数 拠点病院、49万人データ分析(2012/03/22 07:26)(産経デジタル)ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 国立がん研究センターは21日、全国のがん診療連携拠点病院370施設で平成21年にがん患者として診療した患者約49万人のデータをまとめた。患者のがんの部位で最も多かったのは「大腸」で13・5%。胃、大腸、肝臓、肺、乳房の5大がんでは計51・7%と半数を超えた。

 データによると、がん登録患者48万7441人のうち男性は27万7350人、女性は21万91人。男性患者は女性の1・3倍にのぼった。年齢区分では65~74歳が30・6%で最も多く、20歳未満の患者は2826人だった。

 がんの部位で多かったのは大腸に続き、「胃」12・4%、「肺」11・4%、「乳房」9・7%の順。患者が居住する都道府県内で受診していた割合は90・3%。最も低かった埼玉県は66・9%で、同センターは「患者が東京など県外の病院に流れた」と分析している。

 拠点病院のがん患者のデータ公表は昨年に続いて2回目。前回に比べ集計対象は11施設、登録患者は約5万7千人増えた。

 同センターは、拠点病院以外の医療施設も含めて行われる地域がん登録の19年のデータ(35府県分)も公表。同年に新たにがんと診断された患者は、推計で約70万4千人だった。




………………………………………………………………記事中のデータのとおり、近年国内で患者数が一番多いがんは大腸がんです。 大部分のがんは、大なり小なり生活習慣病としての性質をもちますが、中でも大腸がんは近年の食生活の欧米化の影響で増加し続けているがんで、生活習慣病の代表的疾患といえます。これは乳がんも同じです。



さて、どのような種類のがんにおいても早期発見・早期治療の重要性は論を待ちません。特に大腸がんと乳がんについては早期発見・早期治療の重要性ががん治療の専門家によって強く説かれています。

検査技術の発達によりこれらのがんの早期発見の精度は確実に上がってきています。大変喜ばしいことだと思いますが、それだけで良いのでしょうか?


早期発見といえども、それはもうがんになってしまってからの事です。当然、増え続けている大腸がんや乳がんの罹患率(発生率)を減らす事は出来ません。


当たり前の事です。


大腸がんや乳がんの罹患率を本気で減らしたいなら予防、この場合は食生活の改善に取り組む事が最重要のはずです。


また、これらのがんの治療後の再発の予防についても、当然、食生活の改善が重要課題になってくるはずです。




翻って現状はどうでしょうか?


これらのがんの発症予防や再発の予防の為に、食生活を始めとする生活習慣の改善の積極的な指導や施策がなされているとはとても思えません。





残念ながら今のところ、大腸がんや乳がんの発症予防・再発予防については個人個人の判断、自衛に任されているというのが現状だと思われます。



これでは、これらのがんの罹患率が下がる訳はありません…















《 あなたが あなたらしく 輝くように!》


















〈杉浦次郎〉

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