洛中庵 の日記
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大腸がんや乳がんの発症・再発の予防②
2012.03.24
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昨日に続いて今日(3月24日)も朝から雨が降っています。六角堂のしだれ柳の浅緑色がいっそう鮮やかです。
さて、昨日の日記の続きです。現在、日本人の死因のトップはがんです。およそ2人に1人ががんになり、3人に1人が、がんで死亡しています。いつの間にか、がんは身近でありふれた病気になってしまいました。
中でも大腸がんは食生活の欧米化の影響で増加し続け、がんの部位別死亡率ではトップとなっています。(男女別では、男性は肺がん、胃がんに次いで3位、女性はトップです)
昨日の日記で、「がんの発症予防や再発の予防の為に、食生活を始めとする生活習慣の改善の積極的な指導や施策がなされているとはとても思えません」と書きましたが、最近では食生活を含む生活習慣の改善の必要性が徐々にではありますが、がん治療の現場でも説かれるようになってきました。
医師やその他の医療関係者が良く説くところの大腸がんの予防法は、「生活習慣の見直しをしましょう。バランスの良い食事を心掛け、適度の運動を実行し、睡眠と休養を充分にとりましょう。喫煙や過度の飲酒は避けて下さい」
大体、このような内容です。
全て真っ当で、当然の事ばかりです。
これらの事をきちんと実践すればがんの罹患率(発生率)、再発率はある程度は低下するでしょう。
けれども、この指導内容で大腸がんの発症予防や、再発予防が強力に出来るとは到底考えられません。
一番の問題点は、そもそもバランスの良い食事とは何か? という事です。
《 あなたが あなたらしく 輝くように! 》
〈杉浦次郎〉