洛中庵 の日記
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コーヒーフレッシュはミルクではありません!
2012.05.25
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今日(5月25日)のお昼過ぎ、治療の予約時間に少し空きが出来たので素早く白衣を着替えて近くのコーヒーチェーン店〇〇ールコーヒーへ。
最近、この店のホット豆乳ラテがマイブームです(笑)。 (別に身体に良いから飲んでいる訳ではありません。あくまでも嗜好品です。念のため…)
両隣の席のお二人(男性と女性)はアイスコーヒーを飲んでおられました。
お店の備え付けのコーヒーフレッシュを入れて…
以前の日記(2011/6/23)に書きました通り、コーヒーフレッシュはミルクではありません!油を撹拌して白濁させミルクに似せて作られた"フェイク食品"です。(最近は、乳成分を入れて、より"ミルクに似せている"商品が出回っていますが、あくまでも主成分は"油"です)
お二人はそれと知って使っておられるのでしょうか?余計なお世話かもしれませんがとても気になりました。。
お店のカウンターの上の商品棚にはミルクと表示して置かれています。
ほとんどの方はミルクだと思って使われているように思われます。
昨年の日記を再掲載致します。
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2011/06/23
「コーヒーフレッシュ」はミルク・生クリームではありません
昨日(6月22日)は、蒸し暑い1日でしたね。
夏至の太陽がしっかりと地表を熱してくれました。(しばらく、暑い日が続くようです。熱中症にご用心下さい)
昨日の午後、昼過ぎに少し時間が空いたので近くのカフェで素早くコーヒーブレイク。 豆乳ラテかホットコーヒーにしようかしばし迷って、結局ホットコーヒーに。
コーヒーの保健効果や反対に健康への有害性など、いろいろと賛否両論がありますが、私はコーヒーは嗜好品と割りきって「ブラック」で楽しんでいます。
(勿論、ファスティング(絶食)中は飲みません)
ところで、カフェやファミリーレストランでコーヒーと一緒に出てくる、小さな容器(ポーション)に入った「コーヒーフレッシュ」。あれは使われますか?
地域によっては「(ホイップ)クリーム」や「(コーヒー)ミルク」と呼ぶそうですね。ミルクや生クリームとは"通称"で本物のミルクや生クリームとは全く別の食品です。
食品分類上の名称は、「植物性脂肪食品」または、「植物油脂クリーミング食品」等となります。メーカーによって若干の違いはありますが、大体以下の原材料で製造されています。
[ 植物油脂、カゼインナトリウム、加工デンプン、グリセリン脂肪酸エステル、増粘多糖類、pH調整剤、着色料、香料 ]
コーヒーフレッシュをスーパーなどで袋ごと一まとめで買うと「裏側」にちゃんと記載されていますので、読まれた方もおられると思います。
乳製品ではありません。植物油に水を混ぜ、撹拌し各種添加物で、ミルク風に仕立てたものです。「ミルク風サラダ油」というのが正しい表現ではないかと思います。
少々きつい表現で言うと、ミルクや生クリームの「もどき商品」「フェイク商品」とも言えます。(『食品の裏側-みんな大好きな食品添加物』安部司著/東洋経済新報社より)
大抵のお店では、お客がいくらでも自由に使えるようになっています。常温で何ヵ月も保存でき(!)、"本物"よりうんと安いから出来る事です。
健康に留意して飲食物を摂取したい方、特に食事療法を実践中の方は絶対に使わないで下さい。
もっとも、「コーヒーフレッシュ」の正体を知った上で、安い嗜好品を楽しむ為と、割りきった上で飲まれるのならそれも結構でしょう。
けれども、私はせっかく美味しいコーヒーを飲まれるのなら、"本物"のミルクや生クリームを少量使って楽しんで頂きたいと思っています。(以前の日記で書きましたようにミルクや生クリームには別の問題がありますので、あくまでも嗜好品として…)
コストは高くなりますが、コーヒーに添えて、安全で高品質のミルクや生クリームを出してくれるお店が増えてくれることを願っています。
めいらくグループがだされている「コーヒーフレッシュ」の商品名は「スジャータ」です。先日の日記(6月13日)に書きました、お釈迦様に牛乳粥を布施した村娘の名前です。
素晴らしい名前だと思います。
その名前の由来の通り、お釈迦様にも、お出し出来るような商品を目指して頂きたいたいと思います。
*ちなみに、「コーヒーフレッシュ」の主要メーカーと主な商品名は以下の通りです。
[ネスレ日本(クレマトップ)、メロディアン(メロディアンミニ)、明治乳業(明治ベターハーフ)、めいらくグループ(スジャータ)、日本ミルクコミュニティ(メグミルククリーミィリッチ)日世(コーヒーフレッシュ)味の素ゼネラルフーズ(マリーム)]
再掲載の日記は以上…………………………………………………
《 あなたが あなたらしく 輝くように! 》
〈杉浦次郎〉
