洛中庵 の日記
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「本能寺の変」から430年
2012.06.21
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昨夜(6月20日)は洛中庵の業務終了後、久しぶりに同業のK君と情報交換と勉強会(?…、ほとんど雑談(笑))を兼ねて河原町のカフェへ。
その帰り道、本能寺(寺町御池下ル)前を通りました。先日の日記、「本能寺跡」(2012/06/10)に書きましたように今日21日は「本能寺の変」から数えてちょうど430年にあたります。(1582年6月21日(天正10年6月2日)
(※現在の本能寺の位置は「本能寺の変」の時の場所とは異なります。)
古い歴史と伝統が今も息づいている京都で長く暮らしていると、430年という年数が果たして、長いのか短いのか…、時間感覚に揺らぎが生じてくるようにも感じます。
写真は、【織田信長書状 おねあて】信長が秀吉の正妻おねに宛てた手紙です。(重要文化財 個人蔵)
内容は、おねが前回に対面した時より更に美しくなっていると褒め、秀吉がたびたび不満をもらすのは言語道断で、どこをたずねてもあなたほどの妻を迎えるのは、あの「はげねずみ(=秀吉)」には難しかろう、というものです。
残虐な独裁者と評される事の多い信長ですが、彼の人間味のある一面が伝わってくる大変興味深い資料です。
この資料が語るエピソードが私はとても好きです。
といって、信長の家臣には絶対になりたくありませんが…。(恐らく何日も経たない内に、文字通り"首"になりそうですから(笑)。)
《 あなたが あなたらしく 輝くように! 》
〈杉浦次郎〉
