洛中庵 の日記
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生活習慣病は予防・再発防止が一番大切です
2012.07.25
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昨日(7月24日)いつものようにインターネットのニュースサイトをチェックしていましたら次の記事に目が止まりました。
【「ザ・ドクター・オズ・ショー」 米人気医師が予防策 健康番組大ヒット 】
3月に開局した「Dlife(ディーライフ)」は、ドラマ、映画、情報バラエティー、ディズニー作品などを無料放送している。中でも平日正午からの健康バラエティー番組「ザ・ドクター・オズ・ショー」は、コロンビア大学心臓胸部外科教授のメフメット・オズ医師が、司会や企画に携わり、世界112カ国で放映されている人気番組だ。
番組では、オズ医師が肥満、がん、糖尿病、心臓病などの予防のため、日常生活で心がけるべき睡眠や運動、食事の仕方をわかりやすく説明していく。「4週間で心臓発作を予防する方法」「究極の抗酸化物質チェックリスト」などがテーマとされ、昨年9月から番組内で実施された視聴者参加型の「国民健康化プロジェクト~100万ドルをあなたに~」には、120万人以上が参加した。
年間100症例以上の心臓手術を執刀するオズ医師は「予防策を理解していれば手術をせずに済んだ人が多い。そこで、影響力が大きいメディアを介し、予防法を広く提案しようと思った」と語る。エンターテイナーのような明朗な語り口と手際の良い実演が観客を引きつけるが、「実は、番組の出演も執刀も同じようなものだと思っている。それぞれ専門の人たちがチームワークで取り組み、迅速にニーズに応えていくので」。オズ医師は2010、11年にデイタイム・エミー賞を受賞、番組も11、12年に同賞を受賞した。
番組プロデューサーのミンディー・ボーマン氏は「医師が企画から司会まで携わるのは珍しい。25~54歳の女性を中心にした調査グループのほか、医大生らも参加する医療チーム、体の部位などをリアルに再現する美術チームなど150人以上のスタッフがオズ医師を中心に制作しているのが、番組成功の秘訣(ひけつ)だ」と話している。(堀口葉子)
以上、(2012/07/24 07:58)(C)産経デジタルの記事より……………………………………………………………
肥満や糖尿病、がん、心臓病などの生活習慣病に対し早期の治療が大切なのは言うまでもありません。 けれどもそれ以上に、病気にならない事、予防が大切なのは当たり前の事のはずです。
その当たり前の事がきちんと実行されていないのが今の日本の現実のように思われます。
これはアメリカも程度の差こそあれ同じようです。(記事で紹介されている健康番組がアメリカで大ヒットしている事からも分かります)
年間100症例以上の心臓手術を執刀するオズ医師の『予防策を理解していれば手術をせずに済んだ人が多い。………』
この言葉の意味の重要性を医療関係者も一般の人達もよく認識する必要があると思います。
〈生活習慣病はその予防(再発防止を含む)に一番力を入れるべき〉
この当たり前の事が医療の現場と医療行政、そして一般の人達の間でもきちんと理解され実行される日が近い事を心から願っています。
《 あなたが あなたらしく 輝くように! 》
〈杉浦次郎〉
