洛中庵 の日記
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亜鉛の摂取は足りていますか?
2013.04.24
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本日の午後、中京区の杏林予防医学研究所において山田豊文同研究所所長による細胞環境デザイン学セミナーが開催されました。
今回のテーマは、【現代人に迫る『亜鉛不足』の恐怖とは…】
洛中庵からは播磨が出席しました。
播磨は山田先生のご講演により現代人における亜鉛の摂取不足の深刻さを再認識したようです。
亜鉛といえば、私も不妊治療に携わるようになったこの10数年で、妊娠を希望されているカップルにおける亜鉛の摂取不足を頻繁に実感するようになりました。
亜鉛が女性ホルモンの生成や性腺機能の維持、更には妊娠の維持にも深く関わっていることは、子宝を望んでおられる女性の間では比較的よく知られています。問題は男性です。(概して子宝対策については女性の方がよく勉強されています)
亜鉛は精子の形成や運動、活性化にも深く関わっています。また、前立腺を正常に機能させる重要な働きもしています。亜鉛が欠乏すると、意欲の低下や性欲の低下を招きます。
現代日本の平均的なサラリーマンの食事の内容では慢性的な亜鉛不足に陥りがちです。
亜鉛は細胞分裂や成長の全過程においても重要な役割をはたしています。
子宝を望まれる全てのカップルに是非知って頂きたい事です。
今日のセミナーには残念ながら出席出来ませんでしたが、播磨からセミナーの内容の報告を受け、現代における亜鉛の摂取不足の深刻さについて、不妊治療の問題も含めて認識をあらたにしました。
《 あなたが あなたらしく 輝くように! 》
〈杉浦次郎〉