洛中庵 の日記
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睡眠不足は多数の遺伝子に影響が…
2013.06.04
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長い梅雨の中休みが続いています。(本当に梅雨入りしたのかな…?)
今日も真夏日となりました。
斜め向かいの『花市』さんの店内を覗いて見ると、向日葵の存在感が際立っていました。
今夜のブラジルW杯アジア最終予選 日本ーオーストラリア。苦しい試合でしたが何とか引き分け。
W杯出場一番乗りを決めてくれました。
本当に良かったです!
今回は日本での試合のため、生中継の放送時間が深夜・早朝でなく本当に助かりました。
睡眠不足を免れました…。
『睡眠不足は健康の大敵』と、クライアントの皆さんに常々言いながら、どうしても見たい試合があるとついつい見てしまいます。
反省して、改めます。
睡眠不足といえば、先日新聞の電子版にこんな記事が掲載されていました。
ご参考までに転載致します。
■寝不足1週間…数百の遺伝子に影響 英の大学チーム研究(2013/05/21 07:37)
寝不足が1週間程度続いただけで、数百もの遺伝子の働きに影響が出る可能性があるとの研究を英サリー大のチームがまとめ、米科学アカデミー紀要に報告した。
睡眠不足が肥満や心臓病、認知機能の低下などにつながることは数多くの疫学研究で示されてきたが、分子レベルの仕組みはよく分かっていなかった。そこでチームは、たっぷり寝た後と睡眠が短いときで遺伝子の働きに違いがあるかどうか、少人数のグループで調べることにした。
被験者は健康な26人(男性14人、女性12人)。平均年齢は27.5歳で、普段の睡眠時間は平均8.2時間だった。
大学の研究施設で十分な睡眠(平均8.5時間)を取る生活を7日間続けてもらった後にチームが採血、遺伝子が活動する際にできるRNAという物質が血液中にどれだけあるかを分析し、遺伝子の働きぶりの目安とした。同じ被験者で、睡眠6時間未満の生活を7日間継続する実験も行い、同様に採血してRNAレベルを比較した。
その結果、睡眠を減らした生活の後では、計711種類の遺伝子の働きが変化していた。この数は人間の遺伝子全体の3%程度に当たる。このうち444の遺伝子(62%)は働きが抑制され、残り267遺伝子(38%)は働きが活発化していた。影響を受けた遺伝子は、炎症や免疫応答、ストレス対応などに関わるものだという。
チームは今回、こうした遺伝子の働きの変化が健康にどんな影響を与えるかまでは分析していないが、短期間の睡眠不足でこれほど変化が出たことに注目。さらに検討を続けたいとしている。
転載は以上(産経デジタルより)
睡眠不足が肥満や心臓病、認知機能の低下などにつながるという数多くの疫学的研究の報告がされていた事は承知していましたが、分子レベルでの仕組みがよく分かっていなかったとは意外でした。
とっくに研究、報告されているものとばかり思っていました。
実験の結果、睡眠不足で影響を受けた遺伝子は、炎症や免疫応答、ストレス対応などに関わるものだという事。
それにしても、7日間という短期間の睡眠不足で遺伝子の働きにこれほど大きな変化が現れるとは驚きです。
この遺伝子の働きの変化が健康にどんな影響を与えるかまでは分析できていないとの事ですが、普通に考えれば心身に様々な悪影響が出てくるものと予想されます。
やはり、『睡眠不足は健康の大敵』です。
《 あなたが あなたらしく 輝くように! 》
〈杉浦次郎〉
