洛中庵 の日記
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「環境危機時計」
2013.09.16
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今日9月16日は敬老の日の祝日で洛中庵の定休日でした。
今朝早く、台風18号による悪天候により京都・滋賀・福井に「特別警報」が発表されました。
皆様の所は大丈夫でしたでしょうか?
私は昨日大津市内で会合があり、夜は琵琶湖湖岸のホテルに泊まっていました。
琵琶湖に面したホテルの部屋からは台風による激しい風雨、湖面の様子がよく観察出来ました。
貴重な体験でした。
今日は終日大津、京都間の全ての公共交通機関が運休してしまい(道路も大渋滞)、半日がかりでやっとの事京都に帰って来ました。
これも貴重な体験でした。
それにしてもここ数年間の気象の状態はやはり異常です。地球環境の悪化に思いをいたさざるをえません。
地球環境といえば、先日共同通信社が次の記事を配信していました。
■環境危機時計は9時19分 生物多様性喪失が深刻■(2013/09/05)
旭硝子財団は5日、地球環境の悪化に伴う人類存続の危機感を表す「環境危機時計」の今年の時刻は「9時19分」で「極めて不安」な状態だと発表した。昨年と比べ4分の好転とほとんど変わらなかったが、項目別では生物多様性の喪失に対する危機感がはっきりと上昇した。
環境危機時計は、0時1分から12時の間で、時刻が進むほど深刻であることを示す。世界の環境問題の有識者や政府関係者ら約1400人に、気候変動や環境汚染など12の分野から重要な3つを選んで時刻を記入してもらい、集計した。
回答者が重視したのは、気候変動が20%で最多。環境汚染(14%)、水資源(12%)と続いた。生物多様性は8%と5番目だったが、時刻は9時45分で、昨年より悪化した上、ほかの分野と比べて抜きんでて深刻な評価だった。
配信記事は以上
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人類存続の危機感を表す「環境危機時計」は現在「極めて不安」な状態だとのこと。
そして環境悪化のほとんどが人類(当然私も含めて)の責任。
地球を一つの生命圈、もしくは一つの生命体として考えた時、今の人類は地球にとってはガン細胞にも等しい存在になってしまっているようにも感じてしまいます。
《 あなたが あなたらしく 輝くように! 》
〈杉浦次郎〉
