洛中庵 の日記
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糖質(炭水化物)の選択が大切です
2014.07.21
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今日(7月21日)は「海の日」の祝日。近畿地方はこの日に合わせたかのように梅雨明け。。後祭の期間中はどうやら好天に恵まれそうです。良かったです。
写真は先日行き付けのカフェでバリスタがソイラテ(豆乳ラテ)に手早く描いてくれたイルカの顔。
思わず頬が緩みました。今日の「海の日」にふさわしい画像(かな…?)。
さて、前回(2014/07/17)の日記、〈「糖質制限ダイエット」には反対です〉の続きです。
日記の中で紹介しました新聞記事〈「糖質制限食」副作用リスクめぐり激論…〉からも分かりますように「糖質制限」には様々なメリット、デメリットがあります。
(当然それらは糖質制限を実行する個人個人の体質や体調、糖質制限のレベル・内容、実行期間等により大きく変動する事が考えられます。)
デメリットとして特に問題となるのは、記事中の京都府立医大大学院・福井道明准教授の発言にもありますように、
糖質制限のやり方には注意が必要で、「一日の食事の中でタンパク質摂取量が増えれば、腎機能障害になるケースがあるほか、骨密度の低下で骨折しやすくなる事例も出ている」
事や悪玉のLDLコレステロールが増える側面もあり、「動脈硬化からの心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まることもある」
という事です。
更に、記事の中にはありませんが、そもそも糖質制限により生じると考えられる基本的かつ大きな問題は、「エネルギー不足のリスクが高まる事」だと考えます。
私たちの身体を構成する約60兆の細胞ひとつひとつが正しく機能するために、最も基本となるのがエネルギーをつくり出すことです。
そしてそのエネルギー源として最重要な栄養素が糖質(炭水化物)です。
"糖新生"はありますが、糖質そのものの補給が途絶えれば糖新生は出来ません。
(脂質をエネルギー源とするケトン・エネルギー・システムは基礎代謝力を除けばあくまでも補助的なものです。また、ケトン体が過剰になると「ケトン血症」発症のリスクが高まります。)
健全な肉体を維持するためには、食事からしっかりと糖質(炭水化物)を摂取する事が大切だと考えます。
ここからが本題です。
では、糖質(炭水化物)ならなんでも摂取すべきかと言えば決してそうではありません。
糖質摂取のデメリットを抑え、私たちの身体を構成する60兆の細胞ひとつひとつを正しく機能させるためには、質の悪い糖質の摂取を可能な限り避け、良質な糖質(炭水化物)を
選択摂取(「糖質選択」)する必要があるという事です。
それでは、具体的にどのような糖質(炭水化物)の摂取を選択すべきなのか。
長くなりましたので続きは次回に(すみません…)。
《 あなたが あなたらしく 輝くように! 》
〈杉浦次郎〉
