洛中庵 の日記
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乳がんの発症・再発を防ぎましょう!
2011.04.27
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先日(4月21日)、亡くなられた田中好子さん(スーちゃん)は、92年に乳がんを発症し、それ以来、治療と再発を繰り返されたそうです。
20年近く、がんの再発と治療を繰り返しながら、よくぞ人気女優として、多忙な日々を送ってこられたものだと驚いています。
大変な努力、精神力だと尊敬します。
とても尊敬はしますが、その20年近くの年月の間に、どうして乳がんの根本的な治療・予防をされなかったのか…、 ほんとうに残念でなりません。
私の言う根本的な治療・予防とは生活習慣(ライフスタイル)の改善です。
乳がんに限らず、がんはいくら手術で目に見えるがん組織を切除しても、目に見えないがん細胞は体内のどこかに残っていると考えるほうが自然でしょう。まして、再発の場合は…
ですから、手術後に抗がん剤治療が行われるケースがあるのですが…
ですが、その抗がん剤治療でがんの再発・再再発が防げるのかと言えば、それは甚だ疑問です。
抗がん剤の効果はあくまでも一時的にがん細胞の増殖の勢いを抑えたり、がん組織を縮小させるだけで、(奏効といいます)決してがんを根本的に治す訳ではないのです。
がんの治療の専門書には、必ずこの事は書かれています。けれども、現場の医師はこの事をきちんとクライアントに告げていない事が多いのです。
抗がん剤治療を受けると、5年生存率があがる、と説明される事がよくあります。しかし、これは再発抑制ではなく、5年後の時点での生存の差でしかありません。10年後には生存率に差がない場合が多いのです。
しかも、抗がん剤には必ず、耐性(がん細胞が抗がん剤に対して抵抗力を獲得し、効かなくなる)が起きます。
がんが再発した場合に、別の抗がん剤に変えても、いずれ、それにも、がんは耐性を獲得します。 次々と抗がん剤を変えても、幾分時間稼ぎにはなりますが、結局は同じ事になります。
こうなると、現在のがん医療ではお手上げです。
担当医から「出来る限りの治療をしましたが、残念です。ホスピスに行かれるか、自宅で余生を送られたらどうですか…」 というような宣告を受けます。
幸いにして、早期発見早期治療に成功した方は、再発のリスクは低いでしょう。しかし、ゼロではありません。 どうか生活習慣の改善をしっかりとして下さい 。
がんの再発を防ぐのはご自身の自然治癒力です。
がんの発見が遅れてしまった方、再発・転移してしまった方も大丈夫です。しっかりと気持ちを前向きに持ち、食事療法を中心とした生活習慣の改善を劇的に行って下さい。 治癒への道は必ず開けます。既に、生活習慣の改善によってがんを克服した多くの先達たちがおられます!
手術、放射線治療、抗がん剤治療だけで、「こうすれば再発のリスクを減らせる」といった、生活習慣の改善の指導が全くと言っていいほど無い、現在のがん医療には大きな疑問を持ちます。
生活習慣病であるがんに対し、これではがん治療を受けた方のその後の生活は、じっと再発を待っているようなものです。
がん医療に従事するスタッフの方々の意識改革と努力に期待します。
今現在、がんの再発を防ぎたい方、再発したがんを治したい方は、現状のがん医療の改善を待っていられません。
再発を防ぎ、今あるがんを治癒に導く生活習慣を是非実践して下さい!
【※抗がん剤治療を受けておられる方へ】抗がん剤治療はがん克服の為の最良にして最大の力である自然治癒力(この場合は免疫力)を低下させます。抗がん剤で骨髄が疲れきり、がんに対する免疫力を無くす前に、食事療法を開始して下さい。
生活習慣を改善して、健康で明るい毎日を過ごされるよう、心からお祈り致します!
《 あなたが あなたらしく輝くように! 》
〈杉浦次郎〉
