洛中庵 の日記
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冷えのぼせ
2014.10.29
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今朝もずいぶんと冷え込みましたね。
明朝は今朝以上に冷え込む予報です。
どうか、温かくしてお休み下さい。
昨日、今日と「手足は冷えて冷たいのに顔がほてる」という症状を訴える方のご来院が続きました。
所謂、"冷えのぼせ"と言われる現象です。
毎年寒暖の差が大きくなる今頃の季節になると増えてくる症状です。
先日の新聞の電子版にこの"冷えのぼせ"についての記事が出ていました。
■冷えのぼせ、秋に増加 自律神経乱れ不調の原因に(2014/10/27 09:00)
手足は冷えているのに顔や上半身がほてってしまう「冷えのぼせ」。夏にエアコンや冷たい飲み物などで体を冷やした結果、秋から冬にかけて冷えの症状が悪化し、冷えとのぼせが混在した状態になる。自律神経が乱れ、さまざまな不調の原因になることもあるので注意が必要だ。(油原聡子)
東京都品川区の目黒西口クリニックの南雲久美子院長は「冷えのぼせは、冷え症が悪化した状態。更年期障害と間違えやすいが、年齢は関係ない。若い人にも増えています」と話す。
冷え症の原因は体の血行不良だ。人間の体は、血液が循環することで温まるが、血行不良が続くと手足などの末端が冷えてしまう。一方、頭部の温度を一定に保とうとするため、頭部と手足の温度差が大きくなる。普段は自覚症状がないことも多いが、運動後などに血行が良くなると、冷えていない頭部など上半身だけのぼせた状態になってしまうことも多いという。
「胸より上は冷えを感じないが、手足は冷たい」「手足が冷えているのに、頭だけがぼーっと熱くなるような感じがある」などが「冷えのぼせ」の典型的な症状とされる。
南雲院長によると、冷えとのぼせが混在すると、体温を一定に保つよう調整する神経が頻繁に働かなければならない。その結果、自律神経がバランスを崩し、寝付きが悪くなったり、不安感や緊張感に悩まされる人もいる。
冷えのぼせを判断するポイントはいくつかあり、チェック表にまとめた。「冷えのぼせから来るさまざまな不調を治すには、自律神経の乱れを改善することがまず大事」と南雲院長。冷え症の場合にはともかく温めるのが大事だが、冷えのぼせの場合は、温めつつ、のぼせている部分の熱を上手に逃す必要がある。
太い血管が通っている首の後ろ側を蒸しタオルなどで温め、顔や脇などのぼせを感じた部分は風を通して冷ますとよい。
冷え症の定番対策である入浴も注意が必要だ。必要以上に長風呂せずに、快適と感じる程度の温度、時間で十分だという。
また、寝る前に腹式呼吸で交感神経の緊張を和らげるとリラックスしてよく眠れるという。
以上、産経デジタルより…………………………
"冷えのぼせ"は鍼灸、指圧、マッサージの最も得意とする症状でもあります。
速効性もありますが、継続的に治療を受ける事により、冷えのぼせを起こし易いお身体の状態を根本的に改善する事が出来ます。
また、冷えのぼせとは違いますが、耳だけがほてりいつまでも静まらないような症状にも鍼治療がよく効きます。
お気軽にご相談下さい。
《 あなたが あなたらしく 輝くように! 》
〈杉浦次郎〉
