洛中庵 | 日記 | 「食べない事」・「出してから入れる事」が大切なポイントです

厳しい寒さが続いています。どうか防寒対策を万全にして下さいね。


さて、前回のこの日記(「野生に還る」12/15)で書きましたように。
「食べないない事」(ファスティング、断食)は人の身体を野生化させます。(この場合は身体を強靭化させるという事)


何故、「食べない事」により人は健康になるのか。その理由を、「ゆほびか」2月号の記事において複数の実践者や専門家が実に分かりやすく語っておられます。



"食"による健康を求める場合、現代人の多くは身体に良いとされる食べ物やサプリメントを探し、集め、摂取しようとします。


それらが正しく選択されている場合は、それはそれで良いと思います。けれども、真に健康な身体を求めるならば、まず、身体に合わない物、有害な物を摂らない事。それらが身体に入ってしまっている場合は排出する事が本来の順序だと思います。



「出してから入れる」
という順序が大切だという事です。



今日の共同通信配信の記事にこの事と真逆の内容が書かれていました。
極端な事例ですが、大変興味深いです。


以下に転載します。


■【金正日】豚にシャワー、深海海藻与えた鶏、ライオンの精力剤「１００歳まで働く」仰天、長寿研究所の全貌(2014/12/18 12:00)

ー共同ー

　「100歳まで働くつもりだ」。北朝鮮の金正日（キム・ジョンイル）総書記は生前、周囲にこう語っていたという。その長寿へのこだわりを結実させたのがいわゆる「長寿研究所」で、その実態が最近脱北した研究所の元幹部の証言で明らかになった。
　「韓国では『金正日長寿研究所』と呼ぶが、正式名称は『護衛科学研究所』。健康面で、首領（最高指導者）を守り、防御するという意味です」。同研究所で勤務していた2010年、海外出張中に韓国へ亡命した金ヨンミン（仮名）氏はこう解説する。
　研究所は、朝鮮労働党中央に属し、金総書記と金日成主席の遺体を安置した現「錦繍山（クムスサン）太陽宮殿」に置かれた基礎科学研究所と、財政経理部所属で「万年青春」を示す「万青山研究所」、護衛司令部に属し「岩のように強い体」を意味する「青岩山研究所」の3つで構成されているという。
　金氏は「われわれは不老長寿の神秘的な薬を作ったわけではない」とし、「金正日の生活習慣を分析し、それに合う食材、薬草を研究した」と説明。腎臓が悪い金総書記に合わせ、腎臓にいいとされるセロリだけを研究する施設を作ったり、無類の肉好きだった金総書記のため、巨大農場で、水深800メートル以上の深海の海藻を与えたトリや特製飼料で育てたウシを生産したりしたという。
　研究員1人がブタ1匹を育てる方法で「無菌豚」も生産した。毎日、マッサージを施し、温水シャワーを浴びさせた。
　韓国と共同運営する開城工業団地で働く女子工員が初めてシャワーを使い涙したと伝えられる。最近は党幹部でも毎日シャワーを使えない水道事情の中、あまりの落差だ。
　金総書記の「食い道楽」ぶりは筋金入りで、専属のすし職人に雇われた藤本健二氏のほかにも多くの外国人料理人を囲っていた。マカオからフカヒレ料理人を招くなど、1回きりの食事のために平気で海外からコックを連れてきたという。
　こだわりは料理だけにとどまらない。
　1989年、ルーマニアのチャウシェスク大統領（当時）が処刑された後、失語症状が出るほど健康状態が悪化した金主席のために「笑いが健康にいい」として、専属芸人を付けさせ、1日5回以上笑わせた者に「功勲俳優」称号を与えたこともあった。
　金氏によれば、金総書記は「健康状態を性欲で判断していた」という。在外公館ごとに設けられた「科学技術部」が毎月、情報収集し、平壌に精力剤を発送。党中央には「第5課」という専門部署を設置し、カエルの油やライオン、オットセイから取った「薬剤」を調達したともいう。
　金総書記の健康のためだけに各研究機関に集められた科学者は約2千人に上った。だが、その寿命は100歳にはるかに届かなかった。
（龍谷大教授　李相哲）



記事の転載は以上………………………………



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〈杉浦次郎〉