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洛中庵 の日記

和食の健康増進効果

2015.01.10

今日1月10日、京都市内で開催されていた日本病態栄養学会の学術集会において、「和食」の健康増進効果を国内外に発信するよう目指す「京都和食宣言2015」が採択されたとのこです。



以下は新聞の電子版元の記事。




■「和食の勧め」を宣言 日本病態栄養学会、京都の学術集会で(2015/01/10 14:36)
 日本病態栄養学会(東京)は10日、京都市で学術集会を開き、平成25年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録された「和食」の健康増進の効果を国内外に発信するよう目指す「京都和食宣言2015」を採択した。
 宣言は、海外で和食に対する関心が高まる一方、国内では食の欧米化が進み、糖尿病や肥満などの生活習慣病が増加していると指摘。「和食の優れた点を見直し、健康に資する和食を次世代に継承する」などとしている。
 学術集会会長の稲垣暢也京都大教授は「国民の生活の質を向上させるために、たゆまぬ努力を続ける」と宣言を読み上げ、会員らが拍手で応じた。




以上、産経デジタルより………………


和食の優れた点についてはいろいろと言われていますが、

私が考える和食の優れた点は、次のことです。(順不同)
■旬の素材を用い、その素材自体の旨み、栄養を生かした調理がされている。
(◎加工度が低い)

■天然のだしを効かせた調理。
(◎調理に用いられる塩・砂糖の量が少ない)

■油脂類の使用量が少ない。
(◎飽和脂肪酸、トランス脂肪酸の摂取量が少なくてすむ)

■揚げる、炒めるなど高温調理されたものが少ない。
(◎AGE(終末糖化産物)の量が少ない)

■乳製品をあまり用いない。
(◎乳製品摂取量が少なくてすむ)

■牛、豚、羊などをあまり用いない。
(◎四つ足動物の肉が少なく、海産物の使用量が多い)

■米を主食とし、小麦をあまり用いない。
(◎小麦の摂取量が少なくてすむ)

■味噌・醤油・麹など発酵食品を多用する。(◎発酵代謝産物の摂取量が多くなる)


およそ以上のことです。

私は、和食の健康増進効果は主として以上のことによるものであると考えています。

ですから、一口に和食と言っても以上の項目に当てはまらない料理の健康増進効果には疑問をもっています。


生活習慣病の食事療法についても、先の項目の内容を基本に個人個人に合わせてアドバイスしています(主食の米は玄米が基本となります)。



ちなみに、私の最近の口癖は、「和食は世界を救う」です。笑。
(半分以上本気です…)











《 あなたが あなたらしく 輝くように!》











〈杉浦次郎〉

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